International Collaborative Human Resources Development Program in Asia to Foster Inclusive Mindsインクルーシブ・マインドを醸成するアジア地域国際協働人材育成
2021年度大学の世界展開力強化事業(B①:CAプラス)

2025年度の韓国外国語大学への5名の短期派遣が無事終了しました!(8/3-8/11)

令和7年度(2025年度)韓国短期派遣 実施報告書

 【実施概要】

       期間:令和7年8月3日(日)~令和7年8月11日 9日間
       参加者:広島大学(学生5名、引率2名)、北京師範大学(学生3名、引率1名)、
       韓国外国語大学(学生3名、学生スタッフ3名、職員)
       場所:韓国外国語大学(ソウル)
       テーマ:韓国における人材育成と国際協力を通じたインクルーシブ・マインドセットの醸成

【スケジュール】

8/3(日) 移動(福岡→ソウル・仁川)、入寮(韓国外国語大学 International House C)、プログラム説明会
8/4(月) オリエンテーション、キャンパスツアー、講義(韓国文化入門)、ヘオ内科で結核検査(入寮要件)
8/5(火) 講義(韓国語クラス)、講義(東アジアとの繋がり)、料理教室
8/6(水) 講義(韓国語クラス)、HiKR Ground、大韓民国歴史博物館見学、夜間観光バスツアー
8/7(木) 講義(韓国語クラス)、Hyudai Motor Studio Goyan、グループワーク
8/8(金) 講義(韓国語クラス)、講義(東アジアとの繋がり)、プレゼンテーション
8/9(土) 終日自由活動
8/10(日) 韓国民俗村訪問、フェアウェルパーティ
8/11(月) 移動(ソウル・仁川→福岡)

今回のプログラムには、北京師範大学の学生3名に加え、韓国外国語大学から学生3名と学部生スタッフ3名が参加しました。学生たちは日中韓それぞれの多様な価値観に触れながら、文化紹介や語学交流を通して互いの理解を深めました。韓国外国語大学の学生は日本語や中国語を話せる人も多く、主に英語で交流が行われましたが、時には母語でも会話が弾みました。広島大学の学生は、韓国・中国の学生の高い英語力に刺激を受け、語学学習への意欲を高めていました。韓国語クラスでは初心者から経験者までが参加し、最終日には全員が簡単な会話を楽しめるようになりました。東アジアの経済や歴史をテーマとした授業では、英語でのディスカッションや発表に積極的に取り組みました。キャンパスツアーや韓服体験、夜景バスツアーなど多彩なエクスカーションも行われ、学生同士の絆が深まりました。

今回の経験を通じて、学生たちは英語や韓国語の実践力を高めるとともに、異文化理解や国際的な視野を広げることができました。広島大学の学生の中には、このプログラムをきっかけに長期の留学や国際的なキャリアを志すようになった学生もいます。また、韓国外国語大学の学生の一人は、広島大学が主催する「Campus Asia Plus Summer School in Hiroshima」に参加するため、8月に広島を訪れました。こうした相互交流を通じて、両大学の関係はさらに深まっています。今後も韓国外国語大学との交流を通じて、双方の学生の学びが一層充実していくことが期待されます。