International Collaborative Human Resources Development Program in Asia to Foster Inclusive Mindsインクルーシブ・マインドを醸成するアジア地域国際協働人材育成
2021年度大学の世界展開力強化事業(B①:CAプラス)

サマースクールを実施しました!

【実施概要】

期間    : 令和5年(2023年)8月4日(金)~令和5年(2023年)8月11日(金) 8日間

場所    : 広島大学 

テーマ  :ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)

主な内容 :・5カ国の学生が集い,アジアのD&Iに関する課題について討議

      ・インクルーシブ社会の実現に向けた最先端研究の体験(大学病院、医学・工学分野等)

      ・広島大学の特色である「平和」についての体験学習を実施

参加者  :学生26名(全員対面参加)

国・大学名

参加人数

参加場所・備考

北京師範大学(以下,BNU

学生3名

広島

長春大学(以下,CCU

学生3名

広島

広島大学(以下,HU)

学生8名

広島

韓国外国語大学(以下,HUFS

学生6名

広島

カセサート大学(以下,KU

学生3名

広島

インドネシア教育大学(以下,UPI

学生3名

広島

【実施日程】

1

84日(金)

午前:<オリエンテーションとキャンパス・ツアー>

於:MIRAI CREAF多目的スペース

①    オリエンテーション

・プログラムの趣旨,テーマ、スケジュール確認,学生の自己紹介など(小池副理事、事務)

②    キャンパス・ツアー(広大生がガイド)

MIRAI CREA,教育学部,食堂,図書館など

③   自由行動・昼食

 

午後:<平和・広島>

於:学外(午後)

④専用バスで霞キャンパス・広仁会館へ移動

⑤被爆者の方による講演

⑥専用バスで平和公園へ移動

⑦平和公園訪問(広大生がガイド)

・慰霊碑~平和祈念館~禎子の像見学など

⑧専用バスでホテルへ移動

 

 

 

 

 

 

 

2

85日(土)

午前:<特別支援教育> 

於:教育学部B103(インクルーシブ教育用教室)

①     特別支援教育についての講義(川合副理事)

午後:<西条タウンツアー> 

於:学外(午後)

②    専用車で東広島市内の商業施設へ、自由行動及び昼食

③    歩いて酒蔵通り・賀茂鶴酒造などを見学 (広大生がガイド)

④    現地にて解散

 

3

86日(日)

午前:<平和・広島>

於:ホテルサンライズ21会議室,学外(終日) 

①    テレビで平和祈念式典視聴

②    専用バスで平和公園へ移動

③    平和記念資料館見学

 

④    ひろしま世界遺産航路の高速艇で宮島へ移動

午後:<歴史・広島>

⑤     宮島訪問(広大生がガイド)

・表参道~厳島神社の見学後,自由行動(宮島口港集合)

 

夕方:<平和・広島>

⑥     宮島口から専用バスで平和公園へ。自由行動

⑦      灯ろう流し体験

⑧      専用バスで平和公園~ホテルへ移動

 

     

     

4

87日(月)

<コミュニケーション テクノロジー・多様性・人種>

於:東図書館

午前: 専門分野(4つのテーマ)についての講義

(1) Social History of Child Protection and “Race” (Prof. Omori)

(2) Cultural and religious diversity

(Prof. Delakorda Kawashima)

(3) Visualization of pronunciation

(Prof. Yamane)

(4) Learning engineering (Prof. Hirashima)

 

午後(1):テーマ毎に6-8名のグループに分かれ,ディスカッション。最後に簡単なプレゼンテーションを行った。

 

 

 

 

5

88日(火)

※学外

午前:<最新リハビリテーション機器見学> 

於:霞キャンパス 保健科学棟

リハビリテーションの講義 

・動きに伴う脳波解析(浦川副理事)

・膝の動きの動作解析(石井陽介先生)

午後: <インクルーシブな取組を実践している企業見学>

広島情報シンフォニー(HIS)見学

HISの取組、歴史

・社内見学

・質疑応答

 

 

 

 

6

89日(水)

<インクルーシブ゙教育> 於:学士会館2Fレセプションホール

午前: 「インクルーシブな社会を構築するため」の企業・団体の取組実践例について(一般社団法人UNIVA 野口理事)

 

午後:「インクルーシブな社会を構築するため」のアイデア・マイニング・ワークショップ(神戸大学 永井先生)

・アイスブレーキング,ブレインストーミング,アクションプランを経て、プレゼン―ション(目隠しをしてタワーを作る)

 

 

 

7

810日(木)

終日:最終プレゼン―ション*の準備

*8/7の4つのグループをさらに2-3組に分け,11組が自分たちの持ちテーマについてプレゼン―ション

(持ち時間は1組あたり10分)

 

8

811日(金)

<プログラムの総括> 

於:MIRAI CREAF多目的スペース

午前:最終プレゼンテーション(11組×10)

終了後、講師による総評,コーディネーターによるまとめ

 

夕方:修了証授与,フェアウェル・パーティー

於:マーメイドカフェ

 

 

 

 

【学生のアンケート結果】

・4テーマの講義は内容が濃く、よかった

・広島情報シンフォニーの訪問は、社会のインクルージョンへの取組を知ることができよかった。

・プログラムを通じて多文化交流が強調されていた。

・特別支援教育の講義がよかった

・各国の意見を聞くことができてよかったが、議論の時間がもっととれればよかった。

・広島情報シンフォニーの訪問は、日本の会社やインクルージョンへの取組を知ることができよかった。

・内容がとてもよかった。もっと長ければよりよいと思った。

・広島の過去と現在が見られてよかった。真夏に屋外を歩くのはしんどかったけど。

・フィールドワークと講義のバランスちょうど良かったです!外国人と訪れることで新たな発見を得ることができました。

・最終プレゼンテーションがとても印象に残りました。

・プログラムの内容がすべて最終的には同じ内容につながっていて、理解を深めることができた。

・このサマースクールはとても価値のある内容でした。

・内容がとてもよかった。広島大学の学生もホテルに滞在できるオプションがあってもよいと思った。

・英語で自分の出身地を説明するにはどうすべきかについて勉強できた。

・新たな友情が育めてよかった。

・全てよかったが、特に”Visualization of Pronunciation”がよかった

・灯ろう流しが印象的だった。また、各国の学生が混合だったので、色々な国の学生の意見を聞くことができてよかった。

・アメリカの事例が多かったので、アジアの事例がもっとあればよいと思った

・参加できてよかった。議論の時間がもっとあればよかった。

・講義のアクティビティもとてもよかった。終日自由の日があればよかった。