International Collaborative Human Resources Development Program in Asia to Foster Inclusive Mindsインクルーシブ・マインドを醸成するアジア地域国際協働人材育成
2021年度大学の世界展開力強化事業(B①:CAプラス)

概要PROGRAM OVERVIEW

目的

本プログラムは,障害の有無,平和観,宗教観,ジェンダー/マイノリティ観の違いから生じるコミュニケーションバリアを認識することで,ダイバーシティ&インクルージョン(D&I:多様性の包摂,尊重)マネジメントが可能な人材を育成し,本学の長期ビジョン「SPLENDORPLAN2017」で謳う「多様性をはぐくむ自由で平和なアジア地域・国際社会」を実現し,国連SDGsの達成,Society5.0の実現にも貢献する取組です。具体的には,日中韓の交流を基盤とし,ASEANの2大学を加えた6大学共同で,対面・同期オンライン・非同期オンラインを組み合わせたハイブリッド型によるアジア地域国際協働人材育成プログラムを実施します。

特徴

  1. 障害の有無,宗教,性別,民族の違いをバリアとせず,同じ平和観を共有し,コミュニケーションによる協調によって問題解決にあたる人材を育成します。
  2. 多様性と複雑性が交錯するアジア地域において,Society 5.0及び国連SDGsの実現のために必要とされるコンピテンシー(多様性理解,異文化理解,共感力,コミュニケーション,リーダーシップ,協調性)を高めることを目指します。
  3. 対面・同期オンライン・非同期オンラインを組み合わせたハイブリッド型によるプログラムで,留学の効果を大きく高めることを可能にします。
  4. 「平和」,「SDGs理解」,「障害者支援」,「多様性コミュニケーション」,「宗教」,「ジェンダー/マイノリティ」等,各参加大学が得意とするコミュニケーションバリアの解消法を総合し,新たなD&Iコミュニケーション学の創出を目指します。
  5. COIL型協働学習(基礎コース),短期留学プログラム及びサマースクール(オンサイト学習),中期留学(専門コース)を組み合わせた体系的な双方向学生交流や,企業,学校,自治体等のインターンシップ,現場視察等,経験を重視した実践的なプログラムを実施します。
  6. BEVI(Beliefs, Events, and Values Inventory)等の学習効果測定の分析結果に基づき,プログラムの改善と改良に持続的に取り組みます。